後悔しない就活〜離職率が高い職場の見極め方法〜

隠れた情報はハローワークや派遣会社に聞いてみる手があった!

ここまで、求人で得られる情報、面接で得られる情報から離職率が高い職場を見極める方法をご紹介してきました。

しかし、もっと直接的な情報はないのかと思う人もいらっしゃる事と思います。

そこで、今回ご紹介したいのが「ハローワークや派遣会社」の情報を活用する方法です。

この2つはどちらも、登録をしていないと利用できないものですが、ネットで見る口コミよりは信憑性が高まるという点で確かな情報源なのです。

まず、ハローワークに関しては、まずは求人をパソコンで検索するところから始まります。

その際、気になった求人を見つけたら、すぐに紹介状を貰うのではなく、まずは職業相談をしてみてください。

ハローワークの職員が見ているパソコンには、求人の情報だけでなく、その企業に関するあらゆる情報が集められています。

現在の応募状況
応募している人の年代や性別
現在何人が面接中で、何人が結果なのか
今まで何人不採用にしているのか
過去にどれくらいの頻度で求人をだしているのか
過去の採用傾向
会社での面接の傾向
その後、採用した人がどうしているのか

などなど、その企業に関して求人採用情報が満載なのです。また、ハローワークに登録した人がかつて勤めていた会社に関して、その人がもたらした情報なども記録されている場合があります。

また、職員にもよりますが、話で聞く中でその地方の企業の情報を詳しく知る人も多くいらっしゃいます。

情報の内容にもよりますが、ある程度のことは聞いてみると教えてくれますので、まさにハローワークは企業の採用事情に詳しい情報源となるのです。

また、派遣会社についても立派な情報源となります。

派遣会社は、つねにいろんな会社に訪問してそこの人事担当者と話をしています。

そのため、会社内部の雰囲気や状況、社員同士の仲、人事状況、仕事の仕方などを詳しく知っている場合が多くあります。

派遣に登録した場合、派遣だけで仕事を探さなくてはいけない気がしますが、実はそんな事はなく、向こうも自分の会社以外で仕事を探していても気にはしません。

また、登録している人が本気で仕事を探していると思われれば、親身になってくれる担当者は営業をかけている企業の内部情況を教えてくれる事があります。

それこそ、口コミで見られるような社内の状況を直接見てきている人がいるので、信憑性は格段に高くなります。

ただし、こちらの場合には派遣会社にとって相手の企業は得意先になります。

あまり、話しすぎてもその会社の不利益になってしまう可能性もあるため、オブラートに包みすぎるか、話してくれない可能性も高いです。

また、派遣会社や担当者によって情報の内容に差がありますので、注意が必要な部分はあります。

しかし、ハローワークにしても派遣会社にしても、どちらも求職斡旋のエキスパートの機関ではあります。

彼らからもたらされる情報に、嘘や偽りがあった場合には途端に信用を失いかねない事になるので、あちら側も下手の情報をいう確立は小さくなります。

企業を見極めるうえでの情報を多いことに越した事がありません。

こういった、職業紹介所に隠された情報を活用することも知恵の一つといえましょう。