後悔しない就活〜離職率が高い職場の見極め方法〜

こんな質問は要注意!!離職率が高い職場の面接の特徴をご紹介

前回から面接で離職率が高い職場を見極める方法をご紹介してきました。

そして、今回はそんな面接の中でも「質問内容」についてお話していきます。

面接で聞かれる質問はある程度決まっていると思われるかと思います。

しかし、離職率が高い職場というのは面接でもある特徴が見られるのです。

前回、面接官が応募者に対する態度についてお話してきましたが、この質問の内容でもそういった態度は見えてきます。

まずは、どういった質問の特徴があるのかまとめてみました。

1、 仕事や履歴書などに関係がない質問をされる
2、体力や精神面は大丈夫か質問される
3、会社の理想や理念を長い時間話して同意を求められる
4、いつから働けるか聞いてくる
5、他の会社の面接は受けているか

離職率が高い職場とうのは、すぐにでも人を入れたがります。そのため、応募してくる人の事をよく見て判断しようという姿勢の面接にはならない特徴があります。

1は一見その人の人柄を見ようとしている風に聞こえますが、こればかりを聞いてくる場合には、面接をやり過ごそうとしているだけの場合もあります。

また、4、5の場合には一見採用してくれる気があるのかと期待させる質問ですが、普通、会社側は面接内容をじっくりと吟味した上で採用者を決めます。

しかし、離職率が高い職場は1日も早く採用をしたいため、結果が早くだす傾向があります。

早いところだと面接から数分には内定の連絡が来ることがあるようです。

そのため、他の会社に人が取られないよう、また余計な情報で辞退させられないように情報を仕入れるための質問が4と5になります。

ちなみに、中途採用の場合、会社にまだ在職していたら聞かれる事もあります。

普通であれば、何時ごろから転職する予定なのか聞くためのものなのですが、中には「うちの会社に入社したければ、もう少し早く退職しろ」と言ってくる会社もあるのです。

そして、2、3のような質問は入社後に酷い扱いを受けても耐えられるか予め応募者から言質をとっている場合があります。

入社後に聞いていませんといわれたとしても、「面接の時に確認したよね」「面接の時に話したよね」と言われるため何も反論できなくなるのです。

このように離職率が高い職場の面接は、会社側の都合を無理やり通そうとする質問が多いことが特徴ともいえます。

ただし、必ずしもそういった意図がある訳とも言い切れません。面接官の様子とセットでよく見極めるようにしましょう。

また、質問以外でもいくつか特徴があるのでご紹介します。前回の内容も含めてまとめました。

○ 面接の時間が短い

○面接官の態度が横柄、または適当である

○約束した時間より面接時間の開始時間が異様に遅く待たされる

○内定が面接後に直ぐに出される

○内定後の入社を急かしてくる

○会社について質問をすると、とたんに曖昧に答える。または話を摩り替える。

○女性の場合には、恋愛事情について質問される事もある

この他にもいくつかありますが、会社を判断しようとする目をもって見ていると違和感や不快感を感じます。

前回にも言いましたが、面接は会社とのお見合いです。

ここで、しっかりと見極めることが後悔しない就職への最終段階となりますので、冷静な判断力で臨むようにしたいものです。