後悔しない就活〜離職率が高い職場の見極め方法〜

面接は自分が見られるだけじゃダメ!見極める面接への心構えとは

これまで、求人から見極める、社内の様子から見極める方法をご紹介してきました。

そして、今度は入社する時には絶対に避けられない面接から離職率が高い職場を見極める方法をご紹介していきます。

今回は「面接で見極めるための心構え」についてお話していきます。

面接の心構えと言われると、どうやって自分を会社に自分を知ってもらい売り込むかという事ばかりを意識してしまいます。

現に、一般的な面接の認識は求職者が会社に選んでもらうためのオーディションというイメージが強いでしょう。

たしかに、そういった目的のために面接というのは存在します。

しかし、これでは会社>応募者という上下関係がなりたってしまっていると勘違いされているのではないでしょうか。

たしかに、会社に入りたいと言っているのは応募者であって、会社側はそれを選ぶ立場にあります。

ですが、私達応募者は限られた情報の中で判断し、会社を選んで応募したのです。なら、その応募する上での判断が正しかったかをどこで決めればよいのでしょうか。

入社してから分るようでは、それは「後悔する就職」をする確立も高くなることは確かです。

つまり、入社する前の段階でその会社を選んでよかったか判断しなくていけません。

では、どこでするのか。その答えが、面接という場なのです。

面接は何も、自分達を会社側に評価してもらう場だけではなく、応募者が会社側を評価する場でもあるのです。

会社を評価するなんて生意気に思われないか?と考える人もいるでしょう。

しかし、その会社に就職して働くとう事は人生の大切な時間をその会社で過ごして生きていくということに他なりません。

面接とはいわゆるお見合いの場。お互いがお互いを気に入って初めて雇用という結婚が成り立っている事を忘れてはいけません。

では、面接の場でどのように会社側を見ていけばいいのか。そして、離職率が高い職場として見極めるにはどこを見ればいいのか。

例えば、以下の点に注目してみましょう。

1、控え室までの案内
2、面接に対する説明
3、始まるまでの待機時間
4、面接官の応募者に対する態度
5、終わったあとの対応

1、2に関しては以前にもお話しましたが応募者は会社にとってお客様です。

通常であれば、応募者に対しては丁寧な対応をしたり、リラックスさせるために和やかな雰囲気を作り出してくれます。

しかし、社内での社員同士の雰囲気が悪いと応募者に対しても尊大だったり、妙になれなれしかったりするものです。

同じく、4も面接官が応募者に対して尊大で、まるで部下に対するような横柄な態度だと入社後にはさらに酷くなる可能性があります。

そして3は、面接者が多い場合には仕方ありませんが、時間通り面接に来たにも関わらず長い時間待たされる事がままあります。

また、2、3人の面接を順番に行う場合にも、最後の人が面接を開始するまでに2、3時間待たされる場合があります。

この面接まで長時間待たされるというのは、応募者に対しての配慮がたりない証拠です。

応募者の中には、1日に数件面接を組んでいる人も中にはいます。配慮がある企業では、面接に1時間以上かかる場合には事前に言ってくれる場合が殆どです。

こういった、応募者に対しての礼儀や配慮がたりない会社は社員に対しても同じような事、またそれ以上に失礼な扱いをしている場合がある可能性があります。

面接というのは、会社側が雇用している人たちに対してどのように考えてくるの見えてくる場所です。

離職率が高い職場を見極めるために、対応がしっかりしているかという点も重要なのです。