後悔しない就活〜離職率が高い職場の見極め方法〜

掲載頻度に要注意!?1年前から始める求人チェックの意味とは

今まで、離職率を見極める意味についてお話してきましたが、今回から具体的に離職率が高い企業の見極め方についてご紹介していきます。

今回は、求人の掲載頻度に関するお話です。

皆さん、就職活動を始めようとする場合にはいつから求人を探し始めますか?

中途採用の方は、殆どの場合「退職後」か「退職直前」の時期に求人を見始めることでしょう。

しかし、それでは離職率が高い職場を見極めるには少し遅いかもしれません。

では、いつから求人を見始めたらよいのか。それは、1年前からです。

「そんなの早すぎるよ!?」と大半の方が思われたでしょう。しかし、この1年という間の求人チェックは離職率が高い企業を見極めるのに必要な時間なのです。

実は、離職率が高い職場というのは、得てして求人を1年中または定期的に募集をしていることが多いのです。

これは、ブラック企業にも共通する特徴でもあります。

求人は、職場で働く人を募集するための企業の広告です。つまり、求人を常に出しているという事は常に働く人が不足しているという事なのです。

離職率が高い職場というのは、つねに社員の入退社が激しい職場になります。そのため、慢性的な人材不足を補うために常に人を集めているのです。

長期間求人の掲載状況を観察するだけで、企業の求人状況が目に見えてわかってくるのです。

では、なぜ1年も前から求人をチェックしていなくてはいけないのか。就活を始めてからでも遅くはないのではないのかと思われる方もいらっしゃるでしょう。

たしかに、就活をしている1ヶ月~3ヶ月くらいの間でも求人が常に出ている企業は沢山あり、見極める事ができます。

しかし、1ヶ月~3ヶ月の間に求人が出たり消えたりしているだけでは、離職率が高い可能性以外の理由も考えられるのです。

例えばこのような場合です。

○求人の掲載契約期間が一時終わったので、改めて求人を掲載しなおした

○一度採用の内定を出した人が、他に就職が決まり辞退されたために再び募集をかけた

○募集を締め切って面接してみたが、求める人材がこなかったためもう一度求人を出した

など、ただ単に入社してすぐに離職したとは考えられない場合もあるのです。

こうなると、1ヶ月~3ヶ月求人をチェックしているだけでは少々情報不足なのです。

そこで、推奨したいのが1年前からの求人チェックです。

というのも、人は仕事を辞める時期には、ある程度は自身で期限を見計らって辞めます。

それは、研修期間が終わる3週間~3ヶ月、働き始めて6ヶ月後、9ヵ月後、そして入社1年後などと意外とわかり易い時期にです。

つまり、ある期間または翌年まったく同じ内容の求人が出ていた場合には、「前回募集した人が辞めた」可能性が非常に高いと考えれます。

同じ求人がでるという事は、その仕事で「就職を後悔している人」辞めていく人がどれくらいいるのかが見えてきます。

ここで、注意してほしいのは「同じ求人」がでているという点です。

同じ会社であっても部署や職種が違えばそれはまったく違う求人になります。同会社で同職種の求人が頻繁に掲載されている事が見極めるポイントになってくるのです。

しかし、何も小まめに記録を取る必要はありません。

「あ、またこの求人がでているな」「○ヶ月前にもたしか同じ求人がでていたな」という印象だけ覚えているだけでも十分に見極める事はできます。

もし、1年というサイクルが長いようなら、せめて半年、それでも無理だと思ったら「就活をしようと考え始めた」その日から求人のチェックを初めるようにしましょう。
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